社団法人日本畜産副産物協会
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原皮の処理と生産量
革のできるまで1
革のできるまで2
革のできるまで3
原皮の用途
原皮とは
原皮の処理と生産量
 牛や豚から食肉を生産するときには、皮や骨や内臓類などが副産物として出てきます。


 もちろんこれらはすべて「なまもの」であり、できるだけ速やかにそれぞれのものに適した処理をしないと腐敗して資源としては利用できなくなるばかりでなく、公害を引き起こす原因物質に変身することとなりかねません。
 皮の場合は、その多くは皮の内側に付着している肉や脂肪のすべてをすき取り、塩をまぶして、腐敗しにくい処理を施して輸出したり、国内製革業者に販売する方法と、インド、アフリカ、中国などで行われている天日乾燥又は風乾による方法とが代表的な処理であり、これらの処理が施された牛又は豚の皮を「原皮」と呼びます。 ちなみに国内で生産されている原皮の量は次の通りです。
牛・豚原皮の生産の推移
(単位:頭・%)
 

牛原皮

対前年比

豚原皮

対前年比

1989年

1,375,578

95.4

18,328,281

100.4

1990年

1,374,899

99.9

18,212,670

99.4

1991年

1,430,842

104.1

17,442,403

95.8

1992年

1,463,453

102.2

16,862,956

96.7

1993年

1,483,476

101.4

17,859,533

105.9

1994年

1,498,418

101.0

17,423,753

97.6

1995年

1,460,847

97.5

16,480,834

94.6

1996年

1,336,830

91.5

15,630,922

94.5

1997年

1,264,120

94.6

15,898,678

101.7

1998年

1,249,017

98.8

16,048,668

100.9

1999年

1,274,204

102.0

16,148,959

100.6

2000年

1,261,868

99.0

15,764,023 97.6

2001年

1,073,382

85.0

15,398,328 97.6

2002年

1,227,038

114.3

15,261,035 99.1

2003年

1,170,864

95.4

15,461,763 101.3

2004年

1,225,315

104.6

15,650,070 101.2

2005年

1,190,814

97.1

15,316,723 97.8

2006年

1,177,367

98.8

15,286,103 99.8

2007年

1,168,457

99.2

15,340,376 100.3

2008年

1,197,975

102.5

15,269,130 99.5

2009年

1,188,490

99.2

15,997,895 104.7

2010年

1,179,665

99.2

15,849,089 99.0

2011年

1,136,645

96.3

15,460,629 97.5

2012年

1,161,145

102.1

15,819,561 102.3
※牛の原皮はと畜頭数に96.8%・豚の原皮はと畜頭数に94.3%の係数をかけて推算した。

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